2013年12月01日

自分を観察-セルフモニタリング-

セルフモニタリングとは?


セルフモニタリングとは、自分の思考や活動を自分で観察することです。
認知行動療法で用いられることのある認知的技法です。

自分を観察することによって、気分が悪くなるときにはどんなことを考えているのか、
どんなことを考えているときは気分が悪くならないのか、など客観的に自分が考えていることを理解することができます。

セルフモニタリング技法の使い方


認知行動療法では、ホームワークとしてセルフモニタリング課題が出されることがあります。
セルフモニタリングをする方法としては、活動記録表・思考記録表を用いて行う方法が代表的です。

現実と主観的な認識の違いが大きかったり、認知の歪み・思い込みの激しいクライエントには、セルフモニタリング技法が効果を発揮します。


思考記録表


ベックが考案した認知療法では、思考記録表(コラム)というワークシートが用いられます。
認知療法で用いられる思考記録表には、「状況」「認知のゆがみ」「感情」「感情の強さ」「自動思考」「適応的な思考」などを書き込んでいきます。

カウンセリングの初めのうちは「状況」「思考」「気分」から始めて、徐々に「適応的な思考」や「スキーマ」などを書いていく練習をすることもあります。
記録する内容に応じて「3コラム法」「5コラム法」「7コラム法」などと呼ばれます。


状況・出来事と思考は別で、思考と気分も別のものであることを学ぶことが重要です。
いずれにせよ、思考記録表を使うことでクライエントがセルフモニタリングをする癖をつけていきます。

活動記録表


活動記録表もセルモニタリング技法に含まれます。
活動記録表では、「思考」「気分」「目標となる行動」「増やしたい行動の回数」「減らしたい行動の回数」
などを書いていきます。

posted by 心理士さん at 08:26| Comment(0) | 認知的技法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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